八王子市にある自然教育、体験教育を通して豊かな心を育む東京ゆりかご幼稚園

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今日の幼稚園

陶芸 野焼き

年長さんが陶芸粘土で形成したお皿を、キャンプファイヤー場で、野焼き方式で焼き上げます。

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子ども達が次から次へと木を運んで投げ入れていきます。
園舎建築の際にでた大量の端材をとっておいたものです。
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おき火が出来ました。
強火で燃やすと割れてしまいますので、弱火~強火へと1日かけてじっくり焼いていきます。
1.ファイヤーサークルのまわりに耐火煉瓦を敷き、その上にお皿を乗せて弱火で、、、
2.徐々に火に近づける
3.色が変わり始めたら網の上にのせ網焼き状で弱火
4.徐々に強火。
5.最後にトタンをかぶせ、約800度まで上昇させ焼き上げます。
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アトリエ(造形)の波先生
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野焼きの良いところは一様に仕上がらないところ。
色も、模様も1枚1枚違います。
子ども達が選んだ川石によって器の大きさや形が変わり、子ども達が探してきた落ち葉によって模様が変わります。
最後に焼き上げ他時の場所や温度によって色合いが変わります。
因みに、これから作る卒園製作の「お顔」はガス釜で仕上げますのでほぼ同じ風合いに仕上がります。
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↑ハンノキの葉を挟んだもの
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↑ミズキの葉を挟んだもの
これまで10年間、毎年様々な方法で行ってきました。
移転して初めということで、ファイヤー場で行いましたが、来年はまた工夫して違う方法になるでしょう。

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